ビックリマンの怪文書というのも有名な話です。ビックリマンチョコと言えば、当時のスーパーで「お一人さま3個」の制限がかかるというくらいの大人気。
そんななか80年代から90年代にかけ出ていたのが、「悪魔vs天使」シールです。
キャラクターの名前なども、小学生にはかなり理解不能の内容となっていて、逆にそれがいっそう魅力的でした。
ハマる人も多かった世界は、古代の時代の名前がモチーフになっているものや、生物学用語がついているものなど。
ほかにもエジプト文明とひな祭りを融合合体させた世界や、歴史的な人物と干支を合体させた12人組など、凝りに凝ったキャラクターデザインが楽しかったもの。
そのクセのある世界をさらに強力にし、カルト的に意味不明にしているのが、「裏書き」とされているシール裏面です。
絵と文章とで基本となっていますが、その謎めいた文体表現にはクラクラした小学生も多かったはず。まさに暗号感覚全開の怪文書です。
そしてシールの裏面は12枚を組み合わせることで、一枚の大きな絵になったり、しかもストーリーに応じた仕組みも入っています。
ビックリマン的には裏面だけでも、立派なコンテンツになっていました。近年は全国的に「裏ビックリマン展」という原画展も開催されるほど。
裏面を網羅した「シール図鑑」さえ発売されている、ビックリマンの怪文書です。
一冊欲しいところですね。
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